ゲーム化で続けられない自分を変える
ゲーミフィケーションで”やらなければいけないこと”を”やりたいこと”に変えて、習慣化しよう。
頭の中にはなりたい理想がある。そのためにやらなければならないことが目の前にある。しかし手は、ゲームに伸びていく……。
僕はこんなことを何年も繰り返して来ました。大学受験の時もなんとなく勉強してはさぼってを繰り返して現役では全ての大学に落ちました。
浪人してからも本気で勉強したりは出来ず、一年間のアドバンテージで何とか大学には合格できましたがそれでも自分が納得できるものではありませんでした。
”もっと頑張れたのに”という後悔が付きまとっていました。それと同時にこうも思っていました。
「なんて勉強ってつまらないのだろう」
しかし、そんな僕がゲームをしている最中にふと気が付いたのです。なんでこんなにゲームは楽しいのだろうか。
ゲームが楽しいのはなぜなのか。どんな仕組みがあるのか。僕の興味はそういったところに向いていきました。
そんな中で僕が見つけたのはゲーミフィケーションでした。
ゲーミフィケーションとは
ゲーミフィケーション(英: gamification)は、課題の解決や顧客ロイヤリティの向上に、ゲームデザインの技術やメカニズムを利用する活動全般。この言葉は「日常生活の様々な要素をゲームの形にする」という「ゲーム化」から派生し、2010年から使われはじめた。
簡単に言うと、「ゲームの面白さってほかの物にも活用できそうだよね」っていう考え方のことです。
これだ!って僕は思いましたね。これって言ってしまえば常にゲームすることができるってなりますよね。今思えば若干錯乱してますが、本気でしたね。
なんでもゲームにするためには、ゲームが面白い仕組みについて知っておかなければ行けないと思います。
ゲーミフィケーションで何が変わるの?
ゲーミフィケーションをすることでどんなことでも楽しく続けていけるようになります。
ここで一番重きを置いているのは”続けていく”っていうことにあります。ある程度ゲームをやる方には理解していただけると思いますが、ゲームは常に楽しいわけではありません。
対人ゲームであれば上手い人に負けてくやしくて、練習することになってみたり、RPGではボスに勝てなくて黙々とレベル上げをしなければいけないことがあります。
それでも練習の成果が出て人に勝てたら嬉しいし、強いボスに勝てたら嬉しい。そうして次の練習やレベル上げに向かっていく。
こういったサイクルができて、続いていくといろんなもので上達していくことができます。これが僕が考えるゲーミフィケーションの目的です。
なんでゲームって楽しいの?
まず、「ゲームが楽しい」というのはすべてのゲームに当てはまるわけではないことを先に確認しておきたいと思います。
世の中にはゲームが星の数ほど存在します。それでもその中に燦然と輝く神ゲーと呼ばれるものが存在するわけです。そして同様にクソゲーも存在します。
この差にはいろんな要素がありますが、一番大きいものはなんと行ってもゲームデザインであると思います。
ゲームデザインというのは、簡単に言えばゲームの設計図です。設計図がしっかりしていないとできるものもいいものにはなりません。
例えばテトリスでは「様々な形のブロックが落ちてくる」、「横一列に並んだら消える」、「長い時間ブロックを積み続けられれば高得点」みたいなことです。
このゲームデザインを上手くできるかが神ゲーにすらための鍵になります。
生活にゲーミフィケーションを取り入れるために
ゲーミフィケーションを取り入れるためには大事なポイントがあります。それは目標を設定するということです。ドラクエでもラスボスを倒して世界を救うという目標があります。
どんな自分になりたいのかということがすごく重要になってきます。実は目標がないゲームほど面白くないものはありません。
こんな事言うと「いや、自由度が高くて縛られないほうゲームのほうが面白い」って言う人がいるかもしれませんが、そういう人は世界最高峰の自由度を誇る神ゲーである「人生」を楽しめるはずなのでそもそもゲーミフィケーションしなくてもいいですよね。
皮肉みたいになってしまいましたが、人生を漫然と過ごしてしまう人は目標がないんだと思います。自由度の高さのメリットは目標とその手段を自由に選べることにあるわけで、目標がなかったらやることがなくて楽しくないですよね。
目標の建て方については、ゲーミフィケーションの目標の建て方!夢はでっかくハードルは低くの方で説明しています。
ゲーミフィケーションの具体的な方法
さきほどゲームデザインの話をしましたが、その要素の一つとしてレベルデザインと言うものがあります。
上手く自分のレベルを考えて、それをレベルアップしていくようにデザインしていくことが必要になってきます。
そこで考えたのはスキル制がいいのではないかと。自分が身につけたいスキル、育てたいスキルを考えて、段階を決めてそれをレベルにする。そうすることでいろんなものをゲームのシステムに組み込んでいけます。
まとめ
今回の記事はゲーミフィケーションでいろんなことを習慣化できることを助けられるという内容についてでした。
最近の自分は今までできていなかったことが少しづつできるようになってきて、毎日が楽しくなってきました。
それがどうしてなのかと考えたときに、無意識にいろんなことをゲームみたいに捉えるようになったことが大きいのかなと思いました。
読んでくださった誰かに役立ちますように。