【行動経済学】そもそも行動経済学って何?経済学との違いは?どうやって学ぶの?

 

 

行動経済学はノーベル賞経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンやリチャード・セイラーなどによって最近注目されている分野です。しかし、この行動経済学が何なのかは知っている人は意外と少ないのではないでしょうか。今回は行動経済学とはどんな学問分野なのかについてまとめたいと思います。

 

まず、経済学とのスタンスの違いについて

 

行動経済学は経済学の一分野ですが、立場が少し違います。基本的に経済学では、人間は合理的に行動すると考えられています。このことを前提としてミクロ経済やマクロ経済学などが成り立っています。

 

しかしながら、人間は常に合理的に行動できるとは本当でしょうか?もしそうであるなら、痩せたいと思った瞬間に、ダイエットの成功は約束されることになります。なぜなら、きっちりと食事計画と運動計画を立ててなおかつそれを実行できるということになるからです。

 

実際は大きく異なっていますよね。ダイエットを目標にした人の大多数が挫折を一度は経験していると思います。かくいう僕も、何度目かわからないダイエットの最中です。

 

このようなことが起こるということは、やはり人間は不合理な行動をとることがあるということです。ここからが学問らしくなっていくのですが、その不合理な行動は法則にのっとっているのではないかと考えました。これが予想通りに不合理というやつです。人間の不合理な行動は予測できるはずである。これが基本的な行動経済学の考えです。

 

行動経済学は『心理学+経済学』な学問

 

心理学の要素が含まれている経済学という理解が分かりやすいと思います。現在の経済学はどんどんとその学問領域を広げています。経済学者が数学者を兼ねていたり、もはや経済学がどこからどこまでかわからないほどです。

 

行動経済学ではほとんど実験によって法則を発見したり検証をしたりしています。これは実験心理学によく似ています。

 

どうやって勉強するか

 

最初は本を読むのがいいと思います。お勧めなのがダン・アリエリーの「予想通りに不合理です」。たくさんの面白い具体例や実験内容が載っていてとても読みやすいです。経済学の本を開くと載っている難しい数式なんかもほとんどありません。章ごとに分かれていてどこから読んでもいいので暇なときに少しずつ読んだりできます。

 

経済学とのスタンスの違いが分かりやすいのは5章の「無料のクッキーの力」。心理学の匂いを感じるのは10章の「予測の効果」などです。

 

大学で学問として学ぶ場合、最初は経済学部に進んだ方がいいです。経済の原理原則が分かったうえで実験から人の心理の法則を探っていくという順番になります。

 

 

予想どおりに不合理: 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

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